教育・研修

教育理念

  1. 教育を通して、国立病院機構(以下NHO)栃木医療センターの看護部理念が実現できる看護師を育成する。
  2. 日本看護協会「看護職の倫理綱領」に則り、専門職業人としての知識と技術を深め、患者・家族を含めた、関わるすべての人々と協働し、その人に応じた質の高い看護が提供できる看護師を育成する。

なりたい自分になる

  1. ActyナースVer.2看護能力開発プログラムに沿って、NHO栃木医療センターに求められる看護師教育をします
  2. 日本最大規模の病院グループだから、様々なキャリアアップの道があります

教育体制

栃木医療センターでは、e-ラーニングを取り入れています。いつでも・どこでも自分の時間を有効に活用し、学習することができます。
また、各部署インターネット環境を整え、e-ラーニング学習、Webによる研修やミーティングなど感染状況に影響されない学習環境を整えています。

1.新人教育

看護学校での教育状況を十分に考慮し、教育計画・研修計画をたてています

~2022年度の例~
コロナ禍の影響で、臨地実習の機会が少なかった状況を考慮し、教育計画を工夫しました。

  1. 4月~5月は、集合研修と部署での実践研修を交互に計画し、強い緊張が続かないように配慮しました。
  2. 感染対策に配慮しながら、可能な限り集合研修を行いました。顔の見える交流機会をもち、仲間をつくる良い機会にもなりました。
  3. 基礎看護技術の研修を、実際に病院で使用している物品を用いて、10日間計画実施しました。
  4. 夜勤に向けて、6月中旬以降「遅出・早出」の勤務をそれぞれ3回見学体験して、夜勤の雰囲気に慣れてもらいました。実際の夜勤トレーニングは8月~9月から開始しています。夜勤トレーニングでは、指導者と共に夜勤を3回実施して、初めての夜勤の不安を最小限にしています。
  5. 看護師長や教育担当看護師長と定期的に面談をして、体と心のサポートをしています。

部署での新人指導は、エルダー(相談役の先輩)とメンター(指導者)が中心となり、部署全員で指導する体制になっています

2.現任教育

栃木医療センター教育研修の一例(新人教育)


新人研修:リフレッシュ研修


新人研修:看護倫理


ラダーレベルⅢ(概ね4年目~5年目):意思決定支援


ラダーレベルⅢ(概ね4年目~5年目):リーダーシップ研修


看護補助者研修:急変時の対応


看護補助者研修:感染管理