栃木医療センター整形外科では、年間約100件の人工関節置換術を行ってきており、平成28年4月より人工関節センターを開設いたしました。
激しい関節の痛みは、日常生活を制限させ、積極的な活動の妨げとなってしまいます。
当院では、豊富な経験を有する医師が、患者さんにとってより良い治療法を一緒に考え、今後もより安全で侵襲の少ない人工関節手術を開発し、患者さんやご家族が満足のいく看護やリハビリテーションを提供することを心がけて参ります。
受診の方法は整形外科の受診方法と同様です。
午前中の一般外来で患者さんに人工関節置換術を十分に説明して理解していただくことは容易でないため、毎月第1・3・5木曜日の午後(13:30~)にインフォームド・コンセントの専門外来を開設し、十分な時間をとって、ご家族と一緒に説明を受けていただくようにしております。(完全予約制)
担当医師:内田 勲(うちだ いさお)
立山 宏一(たてやま こういち)
軟骨の磨耗などによって悪くなった関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。
(虫歯の治療で、悪い部分を削り金歯や銀歯をかぶせるのと同じです。)
人工関節は、主に金属やセラミック、ポリエチレンなどでできており、関節の痛みの原因となっている部分を取り除くため、他の治療法と比べると「痛みを取る」効果が大きいのが特徴です。