平成30年度 独立行政法人国立病院機構栃木医療センター 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 981 188 152 253 427 609 1044 1053 1444 484
平成30年度の1年間に当院を退院された患者さんを10歳刻みで集計したものになります。
当院は「2次医療指定病院」として小児救急医療施設当番病院を行っているほか、アレルギー専門医教育研修施設認定も受けており、小児の検査目的の患者が多く入院しています。
また、「地域医療支援病院」として地域密着型の医療を提供しており、地域のかかりつけ医の先生方からの紹介患者を受け入れております。
年代別では60歳代以上になると患者数が急増しており、患者さんの高齢化が見て取れます。退院患者の平均年齢は59歳になります。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１-１あり 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 107 3.39 3.01 0.00% 68.65
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 86 18.66 17.66 1.16% 83.65
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし 72 3.96 2.67 0.00% 74.46
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 54 4.94 5.10 0.00% 68.89
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等１-なし、１あり 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 52 13.17 12.52 0.00% 66.71
循環器内科の患者さんが主に上位を占めております。緊急を要する狭心症や心筋梗塞に対して心臓カテーテルの検査及び治療が24時間体制で行えるように常時受入体制を整えております。
総合内科、循環器内科及び消化器内科等の医師が密に連携を取り、幅広く診療にあたっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等１-なし 184 1.92 2.47 0.00% 4.62
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等１-あり 139 1.94 2.14 0.00% 2.80
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 定義副傷病なし 126 5.32 6.19 0.00% 1.67
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等２-なし 72 4.25 5.42 0.00% 4.74
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等２-なし 52 6.02 6.14 0.00% 3.83
当院はアレルギー専門医教育研修施設認定の認定を受けており、小児の食物アレルギー検査目的の患者さんが多く入院しています。また「小児救急医療施設当番病院」として小児患者の救急受入を行っており、幅広い小児疾患に対して専門的に対応しております。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 84 5.32 4.96 0.00% 67.08
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 50 10.60 7.30 4.00% 63.22
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 40 7.38 6.52 0.00% 59.25
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 36 12.58 8.95 0.00% 73.61
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 手術・処置等２-なし 33 8.55 6.23 0.00% 62.70
ヘルニアや胆嚢疾患、悪性腫瘍の患者さんが多く入院しています。
当院は「開放型病院」として、当院の施設や設備をかかりつけ医の先生方に活用してもらい共同して診療を行っております。
また「がん診療中核病院」として、乳癌や消化器癌について手術や化学療法、放射線療法等の専門的な診療を行っております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 152 36.46 26.30 31.58% 82.22
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 63 5.62 5.68 0.00% 62.29
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 定義副傷病なし 60 22.35 19.61 0.00% 79.65
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし 47 6.11 6.07 0.00% 47.64
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿等 36 13.25 15.48 0.00% 70.39
高齢者の骨折の患者さんが多く入院しています。その中でも股関節大腿骨折の患者さんが多い状況です。
入院後早期に手術、リハビリを実施し「自分の力で歩く」ことを目的としています。更にリハビリが必要な場合には、リハビリ専門病院へ転院を行えるよう医療連携も積極的に行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-４あり 定義副傷病なし 42 19.05 16.18 30.95% 73.48
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 41 27.15 18.72 39.02% 70.39
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 34 5.03 7.35 0.00% 50.74
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし 33 10.61 11.80 0.00% 77.55
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等１-あり 手術・処置等２-なし 24 4.13 3.02 0.00% 62.13
脳卒中や慢性硬膜下血腫の患者さんが多く入院しています。
脳卒中患者に対して早期にtPAや手術等が行えるように、常時受け入れ体制を整えております。
栃木県脳卒中医療連携クリティカルパスを運用し、リハビリ専門病院やかかりつけ医との連携を行っています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア（15歳未満） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 60 3.00 2.82 0.00% 3.97
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 19 3.00 3.14 0.00% 1.79
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等 12 3.00 8.26 0.00% 1.42
060300xx99x00x 肝硬変（胆汁性肝硬変を含む。） 手術なし 手術・処置等２-なし 定義副傷病なし - 13.00 12.15 - -
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 - 5.33 5.49 - -
手術が必要な新生児及び乳児のヘルニアや消化器、泌尿器疾患に対して幅広く対応しております。
また、小児期の消化管運動機能異常（習慣性便秘、胃糞症、臍疝痛、新生児嘔吐症、胃食道逆流現象等）及び夜尿症の治療も行っております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 31 8.90 8.86 0.00% 71.61
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 24 10.04 9.63 0.00% 32.00
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 24 10.21 9.87 0.00% 49.25
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　開腹によるもの等 11 9.73 10.16 0.00% 47.36
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等２-なし - 19.60 19.69 - -
当院では自然分娩や帝王切開の他に、比較的若年の女性に多く発症している、子宮筋腫や卵巣嚢腫等の疾患に対しての手術治療も行っております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 125 2.10 2.84 0.00% 76.99
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 96 4.59 5.39 0.00% 74.99
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 10 10.10 8.00 0.00% 73.10
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり - 3.63 6.16 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等２-なし - 4.88 7.52 - -
白内障を中心にクリティカルパスを使用しており、短い入院日数での治療が可能になっております。
硝子体疾患に対して、低侵襲小切開硝子体手術が可能な設備や網膜疾患や緑内障の診断に必要な眼底三次元画像解析機器を整備しております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等１-あり 96 2.00 2.04 0.00% 62.80
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 51 5.41 5.43 0.00% 38.76
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 31 6.65 7.27 0.00% 45.52
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 29 7.48 7.04 0.00% 59.14
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 28 5.64 7.37 0.00% 55.75
扁桃周囲膿瘍や急性扁桃炎の全年齢層の患者に対して手術を含めた治療を行っております。
また、睡眠時無呼吸症候群疑いの患者に対しては短期入院で睡眠時ポリグラフィー検査を行っております。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 20 8.05 8.98 0.00% 68.75
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等１-なし 13 11.00 12.51 0.00% 63.46
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２-なし 12 14.58 8.16 0.00% 74.33
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - 4.00 6.33 - -
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等２-なし - 51.00 23.88 - -
帯状疱疹に対しての薬物療法や皮膚の悪性腫瘍に対しての手術を行っております。
また、他の診療科とも連携を行い、入院中の皮膚疾患に対して診断治療を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１-あり 定義副傷病なし 122 2.11 2.53 0.00% 68.76
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき） 手術・処置等１-なし 定義副傷病なし 69 3.88 2.72 0.00% 53.19
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等１-なし 手術・処置等２-２あり 定義副傷病なし 57 10.60 7.40 0.00% 74.49
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 定義副傷病なし 26 6.15 4.29 0.00% 73.58
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等１-なし 定義副傷病なし 26 8.73 5.62 0.00% 62.08
短い入院日数での検査が可能な、前立腺針生検の患者さんが最も多くなっております。
尿管結石や膀胱結石に対し衝撃波を結石に集中させることで砕石する体外衝撃波腎・尿管結石破石術が多く行われております。
また、体への負担が少ない尿道から内視鏡を使用して腫瘍や結石を摘出したり、ステントを留置する経尿道的の手術も多く行われております。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 23 5 12 22 28 15 1 8
大腸癌 15 22 35 38 35 41 1 8
乳癌 33 20 7 7 5 17 1 8
肺癌 0 0 0 5 2 1 1 8
肝癌 2 2 3 3 10 19 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
現在日本で最も多い5大癌（胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌）を進行状況ごとに症例数で集計したものです。
当院はがん治療中核病院として手術、化学療法、放射線療法を行っております。また、緩和ケア目的での入院をされる患者さんもいます。
乳癌については、かかりつけ医からの紹介が多く、発見後早期に手術ができています。
なお、当院では検査入院において入院中に確定診断に至らなかった場合、「不明」と分類しています。
※Stageとはがんの進行状態を示すものです。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 3 9.67 49.33
中等症 44 17.84 82.00
重症 15 24.40 86.13
超重症 2 45.50 82.00
不明 0 0 0
成人（15歳以上）の肺炎患者について重症度別に患者数、平均在院日数及び平均年齢を集計したものです。
市中肺炎とは普段の生活の中で羅患した肺炎を言います。
当院では中等症の市中肺炎が最も多く、平均年齢が82.0歳と高くなっております。高齢の場合だと合併症を持っている場合が多く、治療期間が長期化しやすい傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 189 26.89 77.69 54
その他 8 18.5 68.5 2
脳梗塞の患者が症状を自覚してから治療を開始するまでの期間を患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率で集計したものです。
ほとんどの患者が3日以内に治療開始となっていますが、中には症状が出てしばらく経ってから治療が開始された患者さんもいます。
早期に治療が開始することで後遺症が残る確率が大幅に減少します。
当院では脳梗塞の患者に対して早期にtPAや手術等が行えるように、常時受け入れ体制を整えております。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径２センチメートル未満 68 2.44 3.19 0.00% 75.19
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 48 5.33 4.04 2.08% 67.23
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 40 0.00 12.38 0.00% 66.93
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径２センチメートル以上 28 1.75 4.86 0.00% 75.46
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 26 1.50 5.92 0.00% 74.15
内科の手術では、大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術と狭心症や急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈ステント留置術、拡張術がほとんどです。
内視鏡や心臓カテーテルの検査・治療は予定緊急問わず24時間365日対応しています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7182 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの - - - - -
K7151 腸重積症整復術 非観血的なもの - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
小児外科で手術した患者さんを小児科で経過観察しているのがほとんどです。
消化器、耳疾患等幅広く治療しています。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 107 5.47 6.60 1.87% 63.08
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 61 0.87 3.59 0.00% 68.23
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 40 5.70 15.95 0.00% 71.65
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 32 1.06 4.53 0.00% 62.22
K617-2 大伏在静脈抜去術 28 0.96 1.32 0.00% 66.25
外科の手術は乳癌、胃癌、大腸癌等の癌に対しての手術が多く行われています。
胆嚢疾患や悪性腫瘍に対して、患者さんの負担の少ない腹腔鏡下の手術が積極的に行われております。
肝臓や膵臓の癌に対しても手術を行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 143 2.36 23.33 23.78% 71.24
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 89 1.84 12.28 6.74% 56.12
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 72 2.64 28.85 8.33% 70.13
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 59 2.71 30.71 23.73% 84.00
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他 59 2.08 8.85 0.00% 52.34
最も多い手術は大腿骨の骨折に対して行われているものです。平均年齢も70歳を超えており、高齢者の転倒等による大腿骨骨折がいかに多いかが伺えます。
骨折の治療以外にも、変形性股関節症や変形性膝関節症の人工関節手術も多く行われています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 38 0.24 11.26 0.00% 77.97
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング １箇所 25 0.76 27.84 20.00% 67.24
K1742 水頭症手術 シャント手術 21 4.24 17.90 0.00% 75.90
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 10 8.90 13.50 20.00% 75.80
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 10 6.60 29.50 0.00% 69.10
当科で最も多いのが慢性硬膜下血腫に対しての手術になります。
その他、脳動脈瘤や水頭症、脳腫瘍等に対しても手術を行っております。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 46 1.00 1.00 0.00% 3.33
K836 停留精巣固定術 17 1.00 1.00 0.00% 1.88
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 14 1.00 1.00 0.00% 6.07
K6333 ヘルニア手術 臍ヘルニア 12 1.00 1.00 0.00% 1.42
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの - - - - -
当科で行う手術は新生児、乳児の消化器、呼吸器、泌尿器の先天性疾患となります。クリティカルパスを使用しており、術前、術後とも短期の入院となっております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 26 1.38 7.96 0.00% 52.08
K8654 子宮脱手術 腟壁形成手術及び子宮全摘術（腟式、腹式） 22 1.00 7.18 0.00% 70.05
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 17 1.06 8.00 0.00% 33.00
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術（両側） 開腹によるもの 14 0.93 8.00 0.00% 48.14
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 - - - - -
当科では予定及び緊急の帝王切開や、子宮筋腫や卵巣嚢胞等に対しての手術を行っております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 219 0.01 2.17 0.00% 76.05
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 21 0.05 4.00 0.00% 66.05
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 - - - - -
K2684 緑内障手術 緑内障治療用インプラント挿入術（プレートのないもの） - - - - -
K279 硝子体切除術 - - - - -
水晶体再建術は白内障に対する手術です。当院ではクリティカルパスを使用しており、片目の場合は通常手術日を含めて2日間の入院となります。
硝子体茎顕微鏡下離断術は硝子体疾患に対して行います。硝子体疾患に対して、低侵襲小切開硝子体手術が可能な設備や網膜疾患や緑内障の診断に必要な眼底三次元画像解析機器を整備しております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 29 1.00 5.07 0.00% 24.59
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 28 0.04 5.14 0.00% 43.32
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術ＩＩＩ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 18 1.50 5.28 0.00% 59.56
K3932 喉頭腫瘍摘出術 直達鏡によるもの 17 1.12 2.53 0.00% 60.53
K3192 鼓室形成手術 耳小骨再建術 11 1.00 4.91 0.00% 57.09
当科では慢性扁桃炎や扁桃肥大に対して行う口蓋扁桃手術が最も多いです。平均年齢も低く年齢を問わず対応しております。
重症の慢性副鼻腔炎に対して行われる内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型も9件あり、軽症から重症例まで対応しております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 12 0.92 12.67 0.00% 74.33
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部） 長径２センチメートル以上４センチメートル未満 - - - - -
K0022 デブリードマン １００平方センチメートル以上３，０００平方センチメートル未満 - - - - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部） 長径２センチメートル未満 - - - - -
K6173 下肢静脈瘤手術 高位結紮術 - - - - -
皮膚の悪性腫瘍に対しての手術が主となります。
その他にも、褥瘡に対するデブリードマンや、下肢静脈瘤の手術も行っております。
※集計上、患者数が10件に満たない部分は「-」となっております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき） 70 1.11 1.96 0.00% 53.44
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 69 2.14 8.13 0.00% 74.52
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 57 3.28 9.19 0.00% 73.23
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 27 1.67 6.33 0.00% 62.85
K7981 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術 21 2.29 5.76 0.00% 71.00
尿管結石や膀胱結石に対し衝撃波を結石に集中させることで砕石する体外衝撃波腎・尿管結石破石術が多く行われております。
尿道から内視鏡を使用して腫瘍や結石を摘出したり、ステントを留置する経尿道的の手術も多く行われております。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00%
異なる 2 0.03%
180010 敗血症 同一 22 0.31%
異なる 22 0.31%
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00%
異なる 0 0.00%
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.17%
異なる 4 0.06%
上記の4つの傷病名について、入院契機となった疾病と医療資源を最も投入した傷病名（請求の基となる傷病名）が同一か異なるかを集計したものです。
入院時に感染症が疑われる患者さんに対しては、血液培養を必ず行っており、敗血症の患者さんの早期発見早期治療を心がけております。
更新履歴
令和元年9月25日